1枚の画像で行う動き(移動)
画像を移動させます。
1枚の画像を用意します。
ここでは、2パターン表示するので、画像は2枚、ball.pdr と square.pdr を使います。
画像をイベントリストに配置して、
イベントのプロパティ
を設定します。
円(ID:0001)は、左から右へ移動させ、
正方形(ID:0002)は、右から左へ、徐々に大きくしながら、反時計方向に回転しながら移動させます。
・[
フレームカウント
]に、適当な値(移動させるのに使うフレーム数)を設定します。
・[
描画位置
]=移動元/[
移動先
]の[
座標
]を設定します。
・他は、必要に応じて設定します。
※画像を移動したり、変化させたりした場合、
最後の1回分の移動・変化 (終了時の画像への移動・変化)が行われないようです。
〜移動・変化終了状態での画像は、終了時の画像として指定した画像の1コマ(1フレーム)前の画像になります。
ですので、直後に、同一の画像を配置します。(緑枠)
その画像の[
描画位置
]への設定値は、移動・変化させた画像の[
移動先
]の設定値と同じにします。
また、最後に消したい(サイズを 0 にするなど)ような場合には、直後で、画像を消去します。
※円と正方形を並行して動かすために、ロールバックを使っています。(青枠)
それぞれを、固定画面のスプライトにしても良いです。
※([
フレームカウント
]に設定した値 ÷
プロジェクトのプロパティ
の[
FPS
])秒間で移動することになります。
FPS
:Frame Per Second 〜1秒間当たりのフレーム数(フレームレートの単位)
※
プロジェクトのプロパティ
の[
FPS
]の値を大きくすると、
1秒間当たりのフレーム数が多くなるので、動きがスムーズになります。
ただし、あまり大きくしすぎると、表示の負荷が大きくなり、処理落ちする場合があります。
(どこかに、「基本的には、5〜100の間で調整すると良い」と書いてあった記憶があります。
ちなみに、アナログテレビで、29.97fps、私は、たいてい、24 にしています。)
・正方形(ID:0002)は、中心点を軸に回転させるために、
イベントのプロパティ
の[
中心位置
]を「画像の
中央
に設定」にします。
それに合わせて、[
描画位置
]=移動元/[
移動先
]の[
座標
]、[
サイズ
]、[
角度
]を設定します。
それを動かしたものです。
画像を障子に変更すると、障子が開くように見えます。
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